ボードゲーム紹介 『子ヤギのかくれんぼ』(4歳〜)
娘が4歳の時に購入したゲームです。
7匹の子ヤギのお話がモチーフになっており、カラフルで可愛らしい缶やコマなので、見た目にも楽しそうです。
何より記憶力が数や鍛えられるので、知育玩具としても優秀です。
大人でも難しい
対象年齢:4歳〜大人
プレイ人数:2〜4人
簡単にルールをご紹介すると、始めに6個の缶の中に、ヤギのコマを5つずつ入れて見えないように伏せておきます。
缶の色に6面が塗られたサイコロを振って、出た色の缶の中に残っているヤギの数を当てるというゲームです。
うまく数を言い当てることが出来ると、ヤギを1匹貰えるので、徐々に缶の中のヤギの数が減っていきます。
それぞれの缶の中に、あと何匹ヤギが残っているかを当てるゲームですが、うっかりすると大人でも間違えてしまうほど難しいです。
数を間違えてしまうと、狼がやって来ます。自分の手元に狼がいる時に再び間違えてしまうと、狼にヤギが食べられてしまいます。
ゲームに勝つには、集中力と記憶力が求められます。
集中力を鍛える
もともと、あまり落ち着きがいい方では無かった娘は、このゲームを始めた頃は、他の人のプレイを全然気にかけることもなく、ただ当てずっぽうに数を言っていたように思います。
最初の頃は、娘の注意が逸れそうになる度に、「いま見ておかないと、分からなくなるよ」とか「さっき赤だったから、たぶん減ってるよね」などと声掛けをしながら、徐々に、他の人のプレイも見て、数を記憶しておくことの大切さを教えていきました。
見事に数を言い当てて、ヤギのコマが増えていくのは、子どもにとって単純に嬉しいですよね。
気がつけば、気が散りがちな娘も、いつのまにかゲームに集中出来るようになっていました。
油断は禁物
このゲーム、実はご高齢の方々にも有効なのではないかと思います。
いえ、私の事でもあるんですけれどもね。
うっかり他のことに気を取られてボーっとしてしまうと、途端に分からなくなってしまいます。
本気で娘に負けてしまうので、脳のシナプス形成にも役立つと思います。
お正月やお盆の帰省など、おじいちゃん、おばあちゃんと遊ぶ時には、是非ともこのゲームで楽しんで頂けたらと思います。
きっと3世代で互角の戦いが繰り広げられることでしょう。