ベビーシッター利用のすすめ
福利厚生サービスの充実で、だんだん身近なサービスになってきたベビーシッター。
今や、富裕層だけものではなく、普通のご家庭での利用も増えてきたのではないでしょうか。
一方、ベビーシッターを派遣する会社はたくさんあって、どこを選んだら良いのか迷ってしまわれると思います。
今回は、私が経験したベビーシッターサービスをご紹介します。
ベビーシッターはこんな時に便利
私の場合は、自分がちょっと休みたいという目的での利用はありませんでした。
自分の時間が欲しい時は、休日、主人に子どもの相手をしてもらえれば事足りていたためです。
では、どういう時に利用したかというと、習い事への送迎です。
世の中の多くの子ども向けサービスは、平日の午後が多いです。
ちょうど幼稚園から家に戻って、ひと息ついたくらいの時間に習い事が設定されていることが多いです。
最近では保育園児をターゲットに、土曜日にも習い事を設定しているところも出てきました。
でも保育園児の家庭では複雑な心境ではないでしょうか。
- 複数の習い事をしたくなったら?
- 家族旅行に行きたくなったら?
- テーマパークに行きたくなったら?
土曜日を潰すということは、それだけ家族のレジャーの機会を奪うことにもなるのです。
私の場合はこれに加えて、お受験の教室送迎をお願いしたくてシッターさんに頼むことにしました。
シッターさんに頼んで良かったこと
まず自分の代わりに子どもを習い事への連れて行ってくれること。
「もうひとり自分がいればいいのに」って思う時ありますよね。
まさにそれを叶えてくれるのがベビーシッターさんです。
物理的な不可能を可能に変えてくれます。分身の術みたいに便利です。
会社に登録されているシッターさんの多くは、実は保育士の資格をお持ちの方も少なからずいらっしゃいます。
少しの子どもの変化を報告いただけるので、相談に乗ってもらったり出来ます。
自分一人だけで悩むより、ずっと心強いです。ご主人に相談するより親身になってくれますよ。
子どもの反応は大丈夫?
初めてシッターさんに預けるとき、ものすごく不安でした。
そのため、少し前からシッターさんについて話をして子どもの心の準備を整えるよう努めました。
子どもは、親が考えているより、ずっと利口でした。事前に話して聞かせたことは、ちゃんと分かっているものですね。
娘は、初めて対面したシッターさんと、親なしで電車に乗り、無事に習い事へ行くことが出来ました。
ただ、色々なシッターさんに送迎をお願いするうちに、シッターさんの好き嫌いが出てきました。
習い事では、周りはお母さんと来ている子どもたちばかり。
そんな中、ご高齢のシッターさんだと、娘はとても寂しい思いをしたようです。シッターさんの言うことを聞かなかったり、一人で先に歩いて行ってしまったり、話しかけても無視したりと、娘なりの抵抗でした。
シッターさん側にも快くお仕事を引き受けていただけないので、それ以来、なるべく30代の方にお願いするようにしました。
自宅で見て頂く分には、ご高齢の方でも大丈夫だと思いますが、こと習い事の送迎に限っては、30代の方にお願いするのがベストです。
どこのベビーシッターサービスが良いの?
私は4団体のサポートを利用したことがありますので、実際に利用してみてどうだったか感想を述べます。
①自治体の子育てサポート
自治体が運営している子育てサポートのシステムでは、支援を受けたい住民と、支援を提供したい住民とを繋ぐ役目を果たすものです。
これが最も使いづらかったです。
親の代わりに習い事の参観するのがNGという致命傷でした。
②ハニークローバー
私の住んでいる地域では、登録シッターさん数が不足しているせいか、仕事の依頼をしても、ギリギリまで人のアサインが出来なかったり、結局人が付かなくてキャンセルになりました。
精神的に安心出来なかったです。
③ポピンズ
業界最大手。依頼を受けた仕事には必ずシッターさんをつけてくれるので、安心してお任せ出来ました。
質の良いシッターさんも多かったです。
その分、お値段も高いですが、一番利用しました。
④キッズライン
こちらも①と似ていて、支援を受けたい人と、支援を提供したい人とを繋ぐシステムです。
保育士経験者の方の登録も多いので安心です。
シッターさんは、引き受け条件を登録出来るので、利用する側は、条件をみて、自分のニーズに合いそうな方を選んで申し込みします。
他のベビーシッター会社と比べて単価が安いことと、最低利用時間も決まりは無いので、ニーズに合う人を探せられたら、一番おトクだと思います。
まとめ
ベビーシッターを初めて利用するにはほんの少し勇気が必要ですが、利用してみると、自分が限界だと思っていた、色々な出来なかった事が出来るようになりました。
まずは会社の福利厚生サービスを確認してみて下さい。