秘書検定1級合格しました
秘書検定1級に合格しました
先日、2度目のチャレンジで、秘書検定1級に合格することが出来ました。
私は社会人歴が長いので、ある程度の常識は持っていましたが、秘書になってまだ経験が浅いので、スキルアップを目指して受験することにしました。
秘書って、なりたくてなっている人は少なくて、ある日突然会社から秘書やってと言われてやっている人が圧倒的に多いと思います。
私もそんな一人。でもせっかく秘書になったのだから、この機会に秘書を極めてみようと思い、3級から受験してみました。
秘書検定について
秘書検定は今も昔も、受験される方、多いですね。
秘書検定といっても、その内容は社会人としての常識を問う問題。
秘書=社会人のお手本と考えられているんですね。
さて、公式サイトによると、受験者の傾向は、次の通りです。
http://jitsumu-kentei.jp/HS/totalize/contents
- 大学生(37.8%)
- 高校生(22.1%)
- 会社員(15.2%)
- 専修・各種学校生(11.4%)
- 短大生(6.5%)
- その他(5.4%)
- 秘書(1.6%)
秘書検定は、就職活動や転職に役立つ資格として、広く認知されているからなのでしょう、学生の受験者が圧倒的に多いです。その数、実に8割にのぼります。
気になる合格率は?
(第113回 29.11.12 の結果より)
- 1級:31.4%
- 準1級:37.2%
- 2級:54%
- 3級:66.3%
2級までなら半数以上が合格していますね。
私の経験からみても、2級までなら、社会人であれば常識の範囲で合格出来ると思います。かといって油断は禁物です。傾向は把握のために過去問題もしっかり目を通しておきましょう。
また、2級・3級については、ダブル受検のほうが一回で済むので、おススメします。無駄に時間をかけるより効率的です。私もダブル受検しましたが、時間の節約になったので良かったです。
面接対策
準1級から少しハードルが上がります。
マークシート問題に合格したら、次は面接試験が待っています。
面接試験に合格して初めて、準1級の資格が与えられます。
面接試験の突破に必須なのは、DVDです。まずはこちらを購入しましょう。
秘書検定 準1級 面接合格マニュアル 〈DVD〉 | 出版案内 | 早稲田教育出版
面接試験の流れ、模範の応対方法、特に注意すべき点がDVDに納められています。
とにかく特訓です。
- ドアの開け閉め
- 挨拶
- お辞儀
- 歩き方
- 椅子の座り方
- 報告の仕方
- 応対の仕方
全ての所作を、いちいち頭で考えなくても自然と出来るようになるまで、繰り返し練習しましょう。
身体で覚えてしまえば、緊張しても大丈夫です!
秘書検定1級に求められること
いよいよ1級です。
1級はマークシートではなく、全てが記述問題になります。
まぐれ当たりが期待出来ないので、ハードルも一気に上がります。
問題集に取り組むにあたり、記述回答のため、答えを書く時間を確保しましょう。
電車の中で暗記できる勉強ではないのが辛いところですが、私の場合はカフェに篭るなどして乗り切りました。勉強用に時間を確保することは必須です。
面接試験も準1級より難しくなります。
普通を超えるレベルの所作や応対が求められます。
ですが、やはり1級も面接対策DVDを買って、身体が覚えるまで練習しましょう。
秘書検定1級 面接合格マニュアル〈DVD〉 | 出版案内 | 早稲田教育出版
一番苦労したこと
実は、1回目の1級試験では、筆記で不合格でした。
筆記も過去問をこなせばコツが分かるようになるので大丈夫だと思いますが、油断してあまり勉強しなかったのが敗因でした。
ですが筆記より何より苦労したのは、面接試験で上司へ報告する内容を暗記することでした。それなりのボリュームの文章を、5分間で暗記しなければならないのは大変です。
アラフィフにとっては、かなりチャレンジングなものでした。
しかしこれも運だと思います。
まったく知らなかったり関心がない内容だと、まるで頭に入ってきませんが、少しでも関心のある話題であれば、覚えやすくなると思います。
日頃から広くアンテナをひろげて、何事にも関心を持つようにしておくと良いかも知れません。
まとめ
実は、秘書検定1級を取ったからといって、それで優秀な秘書になれるわけではありません。やはり実践で活かせなければ意味がありません。
実践とは日々のたゆまぬ努力。
「あなたが秘書で良かった」と思われたら、秘書冥利につきると思いませんか?
誰からも頼りにされる秘書を目指して頑張って参りましょう。