ボードゲーム紹介 『すすめコブタくん』 (4歳~)
我が家が初めて娘のために購入したボードゲームが『すすめコブタくん』です。
6歳になる娘は今でもこのゲームで楽しく遊んでいます。
大人でもおもしろく遊べますので、3世代で楽しめるゲームです。
ゲーム紹介
またすごろくやさんのサイトからご紹介します。
ドイツのキッズゲーム大賞の最終候補になったゲームなので、内容や品質、おもしろさにおいて信頼できます。
対象年齢は4歳から大人まで、プレイ人数は2~7人まで遊べます。
遊び方の詳細は、上記のサイトを参考にしてみて下さい。
このブログでは、実際に遊んでみた感想をご紹介します。
すごろくへの理解が深まる
『すすめコブタくん』は、はじめての「すごろく」としてもピッタリです。
サイコロを振って、出た目の数だけコマを進める。
これだけの事ですが、小さい子は戸惑います。
たとえばサイコロを振って「5」が出たとしましょう。
以下は、すごろくのマス目のイメージです。
自分の駒は[駒]の場所にあります。
[駒][ ][ ][ ][☆][★]
「5」つ進むのですから、[★]で止まるのが正解ですね。
しかし、小さい子の場合は、「5」が出たら[☆]に駒を進めようとします。
何故でしょう?
それは、今、駒がある場所を「1」と数えてしまうためです。
「自分のいるところから、いくつ進むか」
実はこれ、お受験にも出ます。
子どもが理解しているのかどうかを、ペーパー問題で問われるのです。
位置の移動については「お勉強」としてではなく、「遊び」を通して楽しく覚えさせてしまうのが正解です。
おんぶして運ぶ
このゲームの最大のおもしろいところは、たくさん積み重なったコブタくんでしょう。
サイコロの出た目を進んでいくと、そこにはすでに誰かのコブタくんが止まっていたとします。そうしたらチャンス!このコブタくんの上に、自分のコブタくんを乗っけることが出来ます。
そして、自分の下になっているコブタくんが進む時には、自分のコブタくんを乗せたまま、一緒にコマを進めてくれます。
まごのコブタの上におじいちゃんコブタが乗っかったりして、「重いよ~っ」とか「らくちんらくちん~」などとわいわい言いながら遊ぶと盛り上がります。
負けることを経験させる
子ども相手だと、つい勝たせてしまいがちですが、4歳くらいになると、そろそろ負ける経験をさせても良い頃です。
我が家では、2回に1回くらいは子どもに勝たせて、あとの1回は本気勝負にしています。
最初のうちは、子どもが負けると癇癪をおこしてコマやゲーム板を投げたり、「もうイヤだ!」「もうやめる!」「おもしろくない!」などと悪態をついて、その場を立ち去ったりします。
とても面倒くさいですが、これはもうお決まりです。
子どもの成長過程には必要なことですので、この状況を受け入れて、根気強く子どもに話をしつづけるしかありません。
子どもも、負ける経験も数を重ねてくると、だんだん慣れてきますので、少しずつ戦略を教えたりしながら、子どもが勝った時には大いに褒めてあげて、モチベーションを継続させるようにして下さいね。
おまけの遊び方
このコブタくんのコマは、積み重ねることが出来るようになっています。
積み重ね方のお手本も入っていますので、バランスゲームにチャレンジしてもおもしろいでしょう。大人でもなかなか難しいですよ。